パートナーの浮気は、昨今では珍しいできごとではありません。
もしパートナーの行動を見ていて、浮気をしているのではないかとの疑惑を感じたら、まずは事実関係を把握することが大事です。
何もなければそれでいい話ですし、もし、誰かと浮気をしているのが事実とわかれば、そのときは自分としての意思を決めなければなりません。
業者に素行調査を依頼するとお金がかかる
そのためにも、離婚にあたって裁判になれば、パートナーの浮気の事実を証明する物的証拠が必要になってきます。(詳細:離婚を前提とした証拠集め)
ですから、本来は、素行調査の専門家である探偵事務所に依頼するのがベストです。ただ、決して安くはない料金が請求されます。
自分でやる素行調査のリスク
素行調査を自分でやる、あるいは、信頼できる友人に頼んで行うという選択肢もあります。しかし、リスクもあります。
自分で素行調査をしたときは、パートナーに自分の動きがバレてしまったり、時間をかけても証拠が見つからなかったり、レンタカーや各種機材の用意をすることで、逆に費用負担が高くついたこともあるのです。
証拠写真を撮るにしても、パートナーが浮気相手とファッションホテルに入っていく瞬間の写真を秘密裏に撮影しなければなりません。かなりのテクニックが必要とされます。
単にメールのやりとりの記録や、食事をしている場面の写真だけでは、法的には浮気とみなされません。もし、それを承知で自分で調査をするのであれば、そういったリスクを踏まえておくことが大切です。
自分で素行調査をやる際に必要な機材とやり方
用意するものは、まずはカメラです。
ホテルのレシートやコンビニや薬局のレシート、普段の生活では利用しない駐車場のレシートなどが、パートナーのポケットや持ち物の中にあれば、その写真を撮っておきます。
また、パートナーがネット検索でどんなサイトを見ているかも大切なポイントです。
検索履歴を見て、観光地やデートスポット、異性へのプレゼントなどがあれば、これは要注意です。
さらに、カーナビの履歴、ごみ箱の中にも、浮気の証拠が残っている可能性が高いです。
そして、尾行するというのは、浮気の証拠をつかむには手っ取り早いやり方です。もちろん、気づかれる恐れは十分にありますので、サングラスやマスクなどで顔を隠し、いつもとは違った服装で尾行しなければなりません。
また、盗聴器の設置も有効です。
盗聴器と聞くと、法律に違反するのではないかとの懸念を持つ人がいるかもしれませんが、日本の国内法では、盗聴器の販売・購入・設置や、盗聴波の傍受だけでは、罪に問われることはありません。
