「素行が悪い」というのは普段からの行動や態度が良くないということです。

では、普段から良くないとされる行動や態度とはどのようなことを言うのかというと、全般的にマナーが悪いとされます。

社員の素行が悪い

それが「社員」という立場だった場合は、「社会人」としての素行を指しています。

社会人として恥ずべき行動や態度や、会社の名誉を傷つける行為を普段から行っている人が悪い素行の人です。

日頃から反抗的な態度をとったり、上司に暴言を吐くといったように会社の意向に反している行動や言動を行う人を、会社は評価しないことが多くあります。

生徒の素行が悪い

「生徒」という立場であれば、それを判断するのは学校になります。

学校には校則という、学校に関わるところでの決まり事があります。

その校則を守らない人が学校から見た「素行が悪い」人と判断されます。

具体的にいうと、服装が規制の制服とは違ったものを着ている、いじめを行ったりクラスメイトと上手に付き合えない、教師の言う事を全く聞かない、授業態度が悪いといったことがありますが、学校内だけの行いだけではなく、学校外の行いも判断材料となることがあります。

学校外での喧嘩や万引き行為といったことは、素行が非常に悪い行為だと思われます。

このようなことは、どんな立場の人であったとしても他の人が知れば良い印象は持たれません。

しかし、生徒という立場の場合は特に未成年者であるということから保護されることもあって、素行への評価にはつながらないこともあります。

男女間での素行が悪い

「彼氏」と「彼女」、「旦那」と「嫁」というような男女間においても、お互いの素行が悪さが問題になり、付き合いの妨げになることがあります。

その中で最も悪い素行といわれているのは、浮気をすることが多くあるというところです。

それが例え1回きりの過ちであったとしても、相手から見ると「素行が悪い」と評価されてしまうこともあるのです。

それ以外のところでは、言葉遣いの悪い人、食事のマナーが悪い人、場の雰囲気をわきまえない人、人の悪口や愚痴が多い人という人が素行の悪い人と思われてしまうことがあります。

これらのことは男女間では積み重ねによって関係が壊れてしまう恐れのある素行と言えますが、素行の悪さということを超えてしまうほどの行為とされてしまうことが、暴力を振るったり、借金グセのある人です。

「彼氏」と「彼女」の間であれば、これらのことが原因で関係が終わってしまうことがありますが、「旦那」と「嫁」の場合は同じ男女間でも法律上のつながりがあるので、ただ関係を終わらせるとはいかない場合もあります。

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