今の主人と結婚するときに素行調査をされた体験談をお話しします。

結婚後に、結婚前提の交際のご挨拶に伺ったあとに、素行調査を依頼したと義理の両親に聞かされました。

土地持ちの親が調査を依頼した

もともと主人が女性にほとんどご縁がなかったのに、いきなり結婚したいと思っている女性がいるから会わせたいと言い出したことに、「騙されているのではないか」と不信感を持ったようです。

今思い返してみると、初めて会った時に、仕事や学歴、交友関係、知り合った経緯、出身地などかなりつっこんで聞いてくるな、という印象だったのですが、結婚前提の付き合いをそれまでしたことがなかったので、そういうものかと思っていました。

主人の家は代々続く土地持ちの家系であり、また長男であったために特にご両親の気持ちとしては慎重になっていたのではないかと思います。

それらのデータをもとに調査会社に依頼をしたようです。

実際のところ、既にやめてはいましたが、私はキャバクラで何年も働いた経歴があり、主人との出会いはお店でした。

しかし、きちんと交際したのはお店を辞めてからであり、夜の仕事を辞めるきっかけになったのが主人との出会いでしたから、騙すつもりなど全くありませんでした。

そもそも実家が裕福であることも挨拶に行くまで知りませんでした。

主人も、両親はかなりの放任主義で今まで長期で突然不在にしてもうるさく言われたこともないし、「誰でもいいから早く結婚しろ」と言われているくらいなので、挨拶もラフでいいと言い張っていたので、調査の事実を知った時は愕然としていました。

結局どこまで調べられたのかはわかりませんが、学歴が割と地元では高かったことと、キャバクラの前に働いていた企業が大手だったことも幸いして結婚に至りました。

わたしが挨拶の時に語った経歴が本当であるか、現在の生活に不穏な点はないかを確認したかったようです。

キャバクラ勤めのことは私以外に誰も知っている人がいないですし、主人もわたしのことを全く友人に話していなかったので、もし調べられているとしたら逆にどうやったか聞きたいです。

素行調査のせいで義理の両親と主人の仲が最悪に

ちなみに、素行調査の一件で、義理の両親と主人の仲は最悪になりました。

義母は終わったことだしということで軽い気持ちでしゃべったようですが、主人は身内に探偵をつかうなんてもう信用できないといい、孫にも会えません。

もし素行調査をお考えの方は、破局させたい場合以外は、絶対に墓の中までそれを持っていくことをお勧めします。

どのような結果であれ、疑われたほうは少なからずショックを受けますし、子どものためを思ってやったことで親子関係が崩れるなんて本末転倒ですので、ぜひ気を付けていただきたいと思います。

素行調査トラブルなし