自分は詐欺に合うはずがない、と思っててもいつの間にか騙されてるのが詐欺です。
恋人、儲け話、ビジネスパートナー、霊感商法、占い、投資、etc・・・において詐欺を働く事例があります。
多くはありませんけど被害者はいます。
探偵や興信所に素行調査を考え始めたときには既にお金を使ってしまった後かもしれません。
刑事事件なら警察へ行きますが難しい場合もあります。「お金を返してくれない」なら弁護士と探偵が解決に導くきっかけになりえます。
ここでは結婚、儲け話の詐欺の確認点、手口を紹介します。
この人詐欺かも?どんな風に近づいてくるか
相手がどんな行動をしてきたら、詐欺を疑うか、素行調査をするべきか、ということを知っておくと良いです。結婚詐欺/起業詐欺/投資詐欺も同じような手口です。
最初は金に困っていない風
詐欺だということを感づかせないために、最初は金に困っていないと金払いを良くしたり、〇〇会社の社長を名乗ったり、金を持ってる風を装っているのも特徴です。
あるきっかけでお金が必要になった
あるときお金を引き出すために、家族の病気や会社の経営が悪化した、社員が損失を出した、金を持ち逃げした、というネガティブな情報を混ぜて、同情を引きお金を出す糸口をつくろうとします。
ここがとても注意が必要なのですが、お金に困っているという様子を見せても、自分の口からはお金を要求しないので、騙されたと気がつきにくいのです。
それまでの行動とまるで反対のことを言い出したときには、とても危険です。
出会ってからここまで半年以上~数年かけて信頼関係を築いている場合がほとんどです。詐欺は複数の被害者に対して同時進行しています。
最初は少額でも次々とお金を貸すように言います。少しずつでも数百万、キャッシングでお金を借りる様に要求したり、暴言を吐くようになるケースもあります。
自分は大丈夫、この人は安心と思わない事
詐欺に引っかかる被害者のよくある心理ですが、自分は被害に遭うことはない、相手は絶対に他人を騙すような人物ではないと思い込んでしまうことです。
でも、現実というのはその願いとは裏腹に、詐欺の被害に遭う人がでているわけです。
既に数百万のお金を渡してるのにも関わらず信じ続けてしまうのです。信じたいと思っても、万全を期すつもりで弁護士や探偵に相談することです。
お金を取り戻すために弁護士に相談しよう
相手が逃げていない場合、「お金を返してほしい」と言える距離にある場合は弁護士に相談すると良いでしょう。
この時すでに払った額や証拠、買ってしまった物、領収書、通帳などを持っておく事です。相手は言葉のプロで、こちらの言い分も巧みに交わしてきます。
そこで頼りになるのが弁護士です。法律行為を前提に自分に変わって交渉します。
交渉を有利に進めるために相手の詐欺行為の証拠を突きつける事が重要です。詐欺の実態を掴むために弁護士から探偵を使って調査をする場合もあります。
探偵に依頼して詐欺を素行調査しよう
素行調査をして、相手の嘘を確認して見ると、早期に手を打つことが出来ます。
言うまでもなく詐欺は犯罪ですから、相手としては自分が望んだものを手に入れたあと、警察に捕まってはどうしようもありません。ですから、本名や実家などの情報、既婚・未婚、会社の所在地を隠したり、嘘の情報で誤魔化します。
この点、探偵は調査するポイントを把握していますから、こちらは相手の氏名、年齢、顔写真、名刺、携帯の情報を伝えて調査の手助けをするのみです。
お金はかかりますが、詐欺で取られるお金よりは少ない金額です。自分の資産を守るために念のための調査というのも必要でしょう。
もしかして結婚詐欺?
苦楽を共にする結婚ですが、その相手が本当に最高のパートナーとは限りません。
それは単に相性が良い悪いというだけでなく、最初から誰かを騙そうという結婚詐欺かもしれないからです。
出会った当初はお金を話はしないものですが、仲良くなって付き合いだした頃では警戒心も低いです。世間話のふりをして、いつのまにか貯金額や資産の情報を明かしてしまている場合もあります。
お金を貸してほしいと言ってきたら詐欺かも、と思う事は予防につながります。
ビジネスパートナーの調査
また、人生のパートナーということでは、ビジネスパートナーも同じくらい大切な存在です。
信頼できる相手だと思っていても、やはりお金を持ち逃げされてしまうということが、世の中にある以上警戒は怠らないほうが良いです。
また、詐欺に引っかかれば、金銭だけでなく精神的、肉体的にも大きな被害を被ってしまう可能性があります。
ビジネス上の調査は与信調査
詐欺とはまた別な話になりますが、ビジネスパートナーの調査は「与信調査」と呼ばれます。
相手が企業でも個人でも、資本金、売上、信用度、役員メンバー、返済能力などを、契約する前に調べる事です。
